むずむずから、ぐっすりへ

小児のムズムズ脚症候群(RLS/WED)について、娘の実例

ムズムズ脚症候群、一番酷かったときの症状

娘のムズムズ脚症候群の症状が最も酷かった時の状況を、紹介します。

 

とにかくムズムズ、じっとしていられない

一番酷かったのは発症してから1ヶ月くらい。まだオムツが完璧には外れていない3歳半の頃です。

 

保育園の年少の1つ下、2歳児クラスの時でした。

「おしりがかゆい」

 

鼠径部を手で抑えながら、泣いてバタバタ暴れます。(本当はそこおしりじゃないんだけど、幼児だから間違えて言っています)

 

特に夜は火がついたように泣きました。

こうなると全く手がつけられません。体を触られることも嫌がり、抱っこすると仰け反って抜け出していました。

 

こどもなのに全然寝ない!!

なんでこんなに寝ないのか、理解できないくらい寝ません。

 

ムズムズ脚症候群の患者はじっとしていることが苦痛なので、特に寝付くことが難しいのです。3歳の娘はこの頃、夜中の1時や2時まで起きていました。3時まで全く寝ない日も。

 

散々泣いた末に疲れ果ててやっと寝る。

 

寝たと思ってもしばらく経つと、突然泣きながら目を覚ますことがよくありました。

この時の絶望感!!

 

日中もムズムズに悩まされる

保育園児なので、園でお昼寝の時間があります。この時もうまく眠る事ができませんでした。

 

夜も大して寝ていないから、眠いはずなんですけどね。

 

家にいる時ほど泣いたり騒いだりはしないけど、布団の上でもぞもぞしたり、涙を流したりして眠れませんでした。

 

ひどかった時は、保育園からお迎え要請の電話が掛かってきたことも。

ムズムズ脚症候群は昼間の症状は夜と比べると格段に軽いのです。しかし日中の生活にまで影響があって、この頃は非常に大変でした。

 

お昼寝の他には、給食の時間、車のチャイルドシートに座った時によくムズムズを訴えていました。

 

毎日がとても大変でした

1日1日をやり過ごす事で精一杯。当事者である娘が大変なのは勿論、親もヘトヘトの毎日でした。

 

症状が治まった今、ホッとしています。