【小児ムズムズ脚症候群治療日記②】かゆみ・睡眠障害、症状が悪化してきた
ムズムズ脚症候群の症状が悪化してきた長女。当時は何の疾患か分からなかったので、どこの診療科に掛かればよいのか分からず、右往左往していました。
前回の記事【治療日記①】の続きです。
ムズムズのおかげでオムツが外れた
長女は保育園で給食を食べる際、決まってかゆがりました。
おむつ外しのトレーニングをしていたので、トレーニングパンツを保育園で履いていました。防水生地の部分が蒸れるのを嫌がり、普通のパンツを履くようになりました。
「トイレちゃんとできるから」
長女がそう言うので任せたら、ちゃんと失敗せずにできるようになりました。
ムズムズ症候群の不快さのお陰で、普通のパンツで過ごすことができるようになりました。いいんだか、悪いんだか。
でも、お姉さんパンツになってもムズムズのかゆみは消えません。
昼は給食の時が一番つらい、アレルギーかな?
保育園では給食を食べる時を中心に、鼠径部や股の辺りをかゆがりました。おしりふきで先生に軽く拭いてもらって過ごしていました。
そんな中、我慢できずに大泣きしてしまう日がありました。給食前の時間から泣き出して、痛みとかゆみを訴えます。
椅子の上でお尻を左右に動かして落ち着きがない状態。お腹も空いていたので泣きながらスパゲッティを食べたようです。
保育園からお迎え要請があり、早退。そのまま長女を連れてアレルギー専門の小児科を受診しました。アレルギーの症状なのではないかと思ったのです。
アレルギー専門の小児科を受診
初めて行くクリニックです。まず、尿検査をしました。膀胱炎の検査は陰性。
患部の皮膚の炎症、発疹、ただれなどは認められず、綺麗な皮膚状態。
「診断は今の時点ではつかない」
と言われました。
アレルギーの専門の先生から見て、アレルギー症状は出ていないようでした。
今使っている軟膏は効果がないので使用を止めるように言われました。
とりあえず眠るためにアレルギー薬を処方されました。アレルギー薬の副作用で眠気を誘発させる作戦です。
1週間分の薬をもらい、次の診察の予約もしました。
3歳児、婦人科を受診
同日中に婦人科へも行きました。早退する際に、保育園の園長先生から
「集団生活の場ですので、婦人科の分野での感染症の有無を調べてください」
と言われたからです。股の辺りをかゆがるので、感染性のある何か(真菌)にやられていないか調べるようにと言われました。
最初、婦人科に電話して年齢を伝えたら断られました。でも、
「保育園から検査するように要請されたんです」
とお願いして検査してもらいました。
ここの看護師長さんが知り合いで、たまたま受診の際に会ったのですが、
「ここは3歳の受診は想定していないからね」
と笑いながらも対応してくれました。検査自体は綿棒で皮膚の表面をこすっただけですぐに終わりました。本人恐怖で大泣き。
培養検査の結果が出るまで1週間待ちます。
週末、更に悪化する
病院へ行った日は金曜日。このまま週末を迎えました。
週末、アレルギー科でもらってきた眠気を誘発する薬を飲んだけど全然効きませんでした。
かゆみが悪化する、かゆみを訴える頻度が増加する。夜に一番かゆがって、深夜まで泣いて眠れない。
この週末に、3歳の七五三の祈祷をしました。着物を着てのお参り、かゆがって患部の鼠経部をたまに押さえます。
そのときの様子と現在の様子を比較したのがこちら。
このまま保育園へ行っても泣いてしまうのではないかと思い、週明けも休んで病院へ行くことにしました。
長女も、主人も、私も、寝不足と不安でフラフラでした。